【名前】フラッパー 【愛称】フラ
【生年月日】1985年5月30日 【性】牝
【品種】ハンターと中半血種のミックス 【毛色】駁栗毛(芦毛)
【出生地】一関市(当牧場)
【父】ブッチー(ハンター) 【母】クララ(中半血種)
2023年1月22日、天国へ
37歳の大往生でした。
■□半生紹介□■
母クララは、昭和59年、当牧場2代目夫婦の結婚祝いに、市内のウェスタン乗馬クラブさんより当牧場にやってきました。翌年、フラッパーが誕生。
「ペット」のような存在として産まれたフラッパーですが、競走馬の調教を行っていた時代には、新馬調教の際の「リードホース」として、新馬の前を走ったり、一緒に歩いたり、大事な役割を担っていました。
また、県内の某大学馬術部に、新入生の練習馬として2年ほど派遣されていました。派遣される前にはウェスタン乗馬クラブにて1か月の猛特訓を行い、新入生を乗せる準備をしてから向かったとか。しかーし。障害馬術の練習場になったそうですが、障害を前にすると直前で拒止!障害を確かめた後、助走もなくそのままそこから飛び越えるという、新入生泣かせな(ある意味良い練習にはなる)馬だったようです。
そもそもフラッパーとは「おてんば」の意味ですが、名前に反し、神経質でびびりやさんなフラッパー。おばあちゃんになった今でも些細な物音にビクビク。その性格ゆえ、年下の馬たちに追いかけられ、ポニー軍団の中では最長老なのに最下層。
追いかけられるのも嫌だけど、独りぼっちはもっと嫌!放牧場から厩舎に帰るとき、万が一フラッパーが最後になってしまったらさあ大変!みんながいなくなってしまったパニックで大暴走!不安で不安でいてもたってもいられない!!!
最後の一頭になることがないように(ボスから順番に帰るので、どうしても一番最後になってしまう)、帰るときはダイヤと一緒に2頭引き。ダイヤはフラッパーにとっての精神安定剤なんです。
どんなことにもそーっと、慎重に、よーく確かめて…。目を見開いて鼻をフンフン…。
常に新鮮な気持ちで毎日を送っている、心やさしい寂しがり屋のおばあちゃんです。
フラッパーを応援したいという方はこちらからお願いします。フラッパーの獣医師代やもしもの時の備えとして活用されます。
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